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板橋区吹奏楽団が日本を飛び出し 「石景山区訪問コンサート」 |
当時のコンサート案内です。 |
訪中演奏旅行の実現まで(3) 演奏旅行の計画から実現までの道のりを、写真を交えてご紹介しま
す。 |
演奏旅行のことが各媒体に掲載されました。 |
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1997年、北京 市石景山区と板橋区とが友好都市提携をした。板橋区のホームページで知りピ ンと閃いた。 「万里の長城だ けでなく、石景山区を訪問し演奏会を開こう」と。そうなれば板橋区の使者と して正式な訪問になる。区の代表として音楽を通じた親善大使に板吹がなれる のだ。早速、板橋区文化振興財団に打診をした。財団の細野専務理事や猪狩係 長の理解と、国際交流課の協力もあり、石景山区訪問が区の正式な事業として 承認されることとなった。 出発前には、 訪中団長の菅俣、団員指揮者の田中、そして団長の忍田の三名が、石塚板橋区 長と面会することとなった。面会の場では、石塚区長より石景山区の概要や石 景山区長との永年の付き合いなどの話をうかがい、石景山区長への親書とプレ ゼントを預かることになった。音楽を通した親善大使だけではなく、まさしく 板橋区からの使者としての訪問をするのであるから、緊張もあるが、やる気も ますますでてくる。 こうして板吹 は中国行きを決定、万里の長城と石景山区の二つの会場でコンサートを開催す ることになった。 |
三月上旬から は、団員指揮者の田中啓之氏と演奏曲の選曲に入った。ここでも悩んでしまう。 中国の人にどういう曲を聞かせようか、何が流行っているのか。日本にいると 中国のことを知りたくても入手するすべがない。普通の生活をしている我々に とって中国は、思いの他遠い国だったのだ。 そんな折、高 校時代の後輩の鈴木広之氏が上海に留学しているを知った。早速Eメールを送 信し、中国情報の提供を依頼した。快諾してくれた彼は、留学先の学生や知人 から情報を入手してくれた。演奏曲だけでなく、中国の風習や、北京市、万里 の長城のことも添えて。 練習開始から 約一ヶ月半経ち、五月の定期演奏会合宿でも、演奏曲の合奏をした。急きょ仕 事のため参加ができない団員もでてきた。あなうめは、中国側の楽団員をエキ ストラとして一緒に演奏してもらうことでお願いをした。月末には中国公演だ。 徐々にみなの顔にも緊張と焦りの色が見えてくる。 |
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訪中3 |
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