板橋区吹奏楽団が日本を飛び出し
中国遠征 を実現!!
2000 525日_528

板橋区吹奏楽団2000
「万里の長城コンサート」
友好都市
「石景山区訪問コンサート」

訪中演奏旅行の実現まで(7)

 演奏旅行の計画から実現までの道のりを、写真を交えてご紹介しま す。

 演奏旅行のことが各媒体に掲載されました。


[石景山区訪問コンサート]


[通訳、司会者、指揮者田中]


▼石景山区へのプレゼント
 三日目、板橋 区長の親書と記念品を届けるべく石景山区を訪問。石景山区の関係者と地元の 小学生がコンサートに来てくれた。会場は映画館に隣接した区民館とおもわれ るところだ。前日と同じ演奏プログラムではあったが、手を叩きながら演奏を 聞いてくれた小学生もいた。
 その後の石景 山区との交流会では熱烈歓迎を受け、歌や器楽演奏を披露してくれた。中国で はカラオケが空前の大ブームらしい。ここの料理は、バイキング形式の料理で 盛り沢山であった。板吹訪中団長の菅俣力氏が、石塚区長からの親書と記念品 を石景山区長に手渡し無事に板橋区の使者としての任務も終わる。石景山区長 から板橋区長への贈り物を預かり、私と訪中団長の菅俣氏にも硯(すずり)、筆、 印鑑のセットをプレゼントとして頂戴した。
 こう流会で一 番大変だったのが、中国側からの「乾杯(カンペイ)攻撃」である。中国来る 前に匂いもアルコールもきつい「マオタイ酒」で乾杯するという話をきいてい たからだ。日本でマオタイ酒を試飲してみたがとてつもなく口にあわない。実 際にでてきた酒はマオタイ酒ではなったのは救いだっが、団長の私と訪中団長 の菅俣氏の席の前には当然中国側の役人がすわる。
出てきた 酒はワインだったのだ。ワインでの乾杯は大変だった。なにせ「乾杯(カンペ イ)」は「杯を飲み乾かす」と字のごとく、一気に飲まねばならない。しかも「乾 杯(カンペイ)」と持ちかけた方から一気に飲み、グラスの底を相手に見せるの だ。見せられた相手はその後に飲みほす。それが礼儀になっているらしい。断 ったら失礼にあたる。
 我々の席には、 役人が入れ代わりやってくる。次から次へと来る「乾杯(カンペイ)攻撃」に 菅俣氏はダウン寸前、急きょピンチヒッターとして団員指揮者の田中氏が登板、 瞬く間に酒がつがれては一気に飲み干される。
 交流会も終わ りに近づく。最後に日中友好を誓い「幸せなら手をたたこう」を合唱した。日 中のお互いが交互に並んで一つの輪を作り、全員が手をつないで大きな声で歌 い踊った。こうして交流会は幕を閉じた。
 
 
 
 



[石景山区訪問歓迎会]


[乾杯(カンペイ)攻撃]


[歓迎演奏]


[中国式お見送り]

訪中7


TOP


Copylight (C) 2001 Itabashi-ku Symphonic Wind Orchestra All Rights Reserved.

HP Designed by Hiroaki Oshida