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板橋区吹奏楽団が日本を飛び出し 「石景山区訪問コンサート」 |
当時のコンサート案内です。 |
訪中演奏旅行の実現まで(7) 演奏旅行の計画から実現までの道のりを、写真を交えてご紹介しま
す。 |
演奏旅行のことが各媒体に掲載されました。 |
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三日目、板橋 区長の親書と記念品を届けるべく石景山区を訪問。石景山区の関係者と地元の 小学生がコンサートに来てくれた。会場は映画館に隣接した区民館とおもわれ るところだ。前日と同じ演奏プログラムではあったが、手を叩きながら演奏を 聞いてくれた小学生もいた。 その後の石景 山区との交流会では熱烈歓迎を受け、歌や器楽演奏を披露してくれた。中国で はカラオケが空前の大ブームらしい。ここの料理は、バイキング形式の料理で 盛り沢山であった。板吹訪中団長の菅俣力氏が、石塚区長からの親書と記念品 を石景山区長に手渡し無事に板橋区の使者としての任務も終わる。石景山区長 から板橋区長への贈り物を預かり、私と訪中団長の菅俣氏にも硯(すずり)、筆、 印鑑のセットをプレゼントとして頂戴した。 こう流会で一 番大変だったのが、中国側からの「乾杯(カンペイ)攻撃」である。中国来る 前に匂いもアルコールもきつい「マオタイ酒」で乾杯するという話をきいてい たからだ。日本でマオタイ酒を試飲してみたがとてつもなく口にあわない。実 際にでてきた酒はマオタイ酒ではなったのは救いだっが、団長の私と訪中団長 の菅俣氏の席の前には当然中国側の役人がすわる。 |
我々の席には、 役人が入れ代わりやってくる。次から次へと来る「乾杯(カンペイ)攻撃」に 菅俣氏はダウン寸前、急きょピンチヒッターとして団員指揮者の田中氏が登板、 瞬く間に酒がつがれては一気に飲み干される。 交流会も終わ りに近づく。最後に日中友好を誓い「幸せなら手をたたこう」を合唱した。日 中のお互いが交互に並んで一つの輪を作り、全員が手をつないで大きな声で歌 い踊った。こうして交流会は幕を閉じた。 |
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